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Superfly インタビュー 12 - 1stアルバム直後 -

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「歌ってないと、自信を持って"志帆です"って言えないんです」

  FM802Superfly1.jpg■でも志帆さんが書く歌詞の主人公って、すごくキッパリした感じの人物が多いですね。

志帆:たぶん、それが私の理想だったりするんだと思います。むしろ逆のタイプなので。『I Remember』に書いたとおり、小さいころは引っ込み思案で、自分をうまく表現できないことにすごくストレスを感じてたんですね。で、歌を歌うことで、ようやくバランスを保ってるところがあって。


■今もそういうところはありますか?

志帆:昔ほどじゃないけど、あります。というか、デビューしてからときどき錯覚してしまうことがあって。「私、強い人間だ」って。まわりの人に支えられてるだけなのに、なんか錯覚しがちなんですよ。それもあって、私が歌うきっかけになった出来事を書いた『I Remember』をアルバムに入れておきたかったんです。原点を忘れないように。


■そんなに引っ込み思案だったんですか。

志帆:いろいろ言いたい気持ちはあったんですけど、どうも言えなくて。なんかものすごい疎外感でいっぱいになってたんですね。友だちと一緒にいても、どうも距離を感じてしまって。接点はあるけど、何も共有していない感覚というか。だから歌ってないと、自信を持って「志帆です」って言えないんですよね。そのくせ歌詞のなかではけっこう決意表明してる、みたいな(笑)。


■確かに(笑)。ごまかしがないですよね。わからないことは無理にわかろうとせず、わからないと言うみたいな感じですもんね。

志帆:そうそう。それで思い出したんですけど、デビューしたてのころはできないこともできるって言いがちだったんですね。でもひとりになってからはできないことはできないって言うし、「私、カッコ悪いです」ってこともさらけ出せるようになったかもしれない。で、そのあたりから歌詞でも「私、弱いです」みたいに書けるようになりましたね。ただ、それを書くまでは、自分のなかで何度も思い返してたりはするんですけど。


■思ってすぐに口にできないぶん、いざ口にするときは決意表明じゃないですけど、きちんとクリアに言葉になるんでしょうね。

志帆:そうですね。整理した言葉でガッと出てくる、という。だからなんですかね、私。ケンカらしいケンカができないんです。その場の感情で、「何だそれ!?」にならないから。何にしても自分のなかに一度入れて消化してからじゃないと、出せないんで。


■怒りの感情さえも、一度は持ち帰る(笑)。

志帆:そう、だからケンカにならない(笑)。それが仕事になると、何でも背負うことになっちゃうんですね。そういうつもりじゃなくても持ち帰るから。


■で、これはだれかにやってもらおうかなって考えがまとまったときには。

志帆:もう答えが出てる(笑)。だから、人の手を借りる必要もなくて。その気はないのに自己完結型になってる(笑)。

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このページは、miyabieが2008年6月10日 22:47に書いたブログ記事です。

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