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2009年9月18日アーカイブ

働く女性に見られる「スーパーウーマンシンドローム」

Aさんは、職場では男性と同等に仕事をし、家庭では家事も子育ても完璧にこなす良き母、良き妻であろうと一生懸命になりすぎてしまったことにより、ストレスを溜め込んでしまった結果、うつ状態となってしまいました。職場でも家庭でも「手伝って」と癒えなかったことが、さらにストレスを溜め込む状況を作り出していたのです。

このように、仕事と家庭の両立に悩んだり、ストレスを感じる女性は多く見られます。それによってストレス症状を呈する状態が「スーパーウーマンシンドローム」です。

これは、働きながら家事や育児も頑張りたい、しかし周囲のひとには迷惑をかけたくない、というプレッシャーによりストレス状態となり、精神的なうつ状態のほか、さまざまなストレス症状(不眠、食欲低下、過食、腹痛、下痢、便秘、頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感など)を引き起こす一連の症候群のことです。

仕事と家庭の両立という問題に限らず、何に対しても「完璧にやらなくては」という気持ちが強すぎるために、仕事とプライベートの両立がうまく行かなくなったり、複数の仕事を抱えて、どれも立ち行かなくなることもあるでしょう。それらも同様の状態です。

スーパーウーマンシンドロームになりやすい人には、次のような性格傾向が共通して見られるといわれています。

・全てにおいて完璧主義

・理想が高い

・自分ひとりが我慢すればよい、という気持ちが強い

・周囲の期待にこたえる気持ちが強い

・他人に頼りたくない

このように、完ぺき主義で、困っていても人に頼らず自分で解決しようとする人は、ストレス状態に陥る危険が高いと言えます。

それでは、このようなストレス状態に陥らず、仕事と家庭を両立していくためにはどうしたらよいのでしょうか。ストレスを溜め込まないためには、つぎの3つに留意することが大切なのです。

①全てのことを完璧にしようとするのをやめる

妥協することに抵抗を感じるかもしれませんが、全てのことを完璧にこなすのは誰にとっても不可能です。何を優先すべきか順序を考えてメリハリをつけたり、自分が出来る範囲をハッキリさせたりすることも大切です。

②他の人に相談する。仕事や家事を分担してもらう

どんなに頑張っても、周囲の人は意外と本人の大変さを知らないものです。「私さえ我慢すれば」と思わず、自分が大変な状況であることを伝え、「自分のできる範囲を超えることは他の人にも手伝って欲しい」と相談しましょう。特に夫に対して、自分のつらさや悩みを繰り返し率直に伝えていくことから、新しい関係が生まれることもあります。

③リラックスする時間を持つ

一日の中で、自分のための時間を少しでももつことが重要です。一人でお茶を飲んだり本を読んだり、ゆっくりお風呂に入ったりするなど、リラックスして仕事や家事を忘れる時間を作りましょう。

そして、時には、頑張っている自分を褒めてあげましょう。

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