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2008年6月 2日アーカイブ

味覚変化はしばしば「砂をかむようだ」と表現されて、食欲低下の一因になります。なた、食欲は低下する場合が多いのですが、ときに「気晴らし食い」の形で増進することがあります。また、睡眠障害では、寝つきが悪い、途中で何度も目が覚める、熟睡できないなど、さまざまなタイプが見られます。特に、明け方に目がさめるともう眠れない、という早朝覚醒が特徴的です。

うつ病の精神症状

うつ病の精神症状としては、「憂鬱、気分が沈む」などと表現される抑うつ気分、漠然とした不安、いらいら、落ち着かなさ、焦り、緊張感がみられます。自分に自身が持てず、悲観的に物事を考えがちになったり、くよくよと堂々巡りの心配をしたりします。また、些細なことでも中々決断できなかったり、意欲や気力が低下して集中力や根気が続かなかったりします。動作や思考がなかなか進まない"静止"と呼ばれる症状も見られ、住所になると、声をかけられても返事をするのさえ億劫になり、寝てばかりいるようになります。さらに、過去にさかのぼって自分をせめたり、「死にたい」とばかり考えるようになったりして、実際に自殺を図る人もいます。ときとして、妄想が見られることもあります。罪業・心気・貧困をうつの三大妄想と言います。罪業妄想としては、自分が何か罪を犯した・犯そうとしたと思い込んでしまうもので、なかには「うつ病になったのもその罰だ」と考える人もいます。心気妄想とは、種々の身体症状を何か重大な病気にかかっていると確信するもので、どんなに身体的な検査に異常がないことを説明しても安心することが出来ません貧困妄想とは、経済的に非常に苦しい状況にあると確信して苦悩するもので、どんなに家族が具体的に説明しても納得せず、しばしば「治療費が払えない」と訴えます。これらのうつ病の症状は、一日のうちで変動を示すことがあります。たいていは、朝が調子が悪く、夕方から夜にかけて調子が上向いてくることが多いのですが、その逆のこともあります。うつ病にかかったときに、自分で気づく変化と、周囲の人が気づく変化を表にまとめて見ました(表2、3)。事項で紹介するチェックシートとあわせて、きになったときに利用してみてください。(表4)

うつ病には、身体的な症状と精神的な症状とがあります。それらの現れ方や程度は、ふと二ってさまざまに異なります。また、うつ病と間違えやすい症状が出現する病気もあるので、自分がうつ病であることが中々わからない人もいます。しかし、うつ病に特徴的な心身の変化には、自分自身や周囲の人が気づく変化も多々あります。そうした変化を見逃さず、治療の基本を理解したうえで適切な処置をとることが、早期快方にとって何より肝心です。うつ病の症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

うつ病の身体症状
うつ病にかかると、精神的な症状ばかりでなく、さまざまな身体的な症状が出現します。多彩な身体症状のために、うつ病とは気づかずに、プライマリ・ケア医(かかりつけの開業医や病院の内科など)を受診する患者さんは、少なくありません。特に、男性に比べて女性のうつ病では、身体症状を訴えることが多いといわれています。うつ病の代表的な症状である憂鬱な気分も、「胸のあたりが苦しい」「胃が熱い」などの身体感覚として感じられることがあります。うつ病に多い身体症状には、頭痛、肩こり、背部痛、腰痛などの身体各部の痛みがあります。頭痛は、ときに「頭が思い」もしくは「帽子をかぶったように締め付けられる」と表現されることがあります。そのほかに、動悸、立ちくらみ、息切れ、発刊、寝汗、手の振るえ、口の渇き、威嚇変化、下痢や便秘、全身倦怠感、疲れやすさ、性欲の低下などが見られます。

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