持続可能性時代へのスキル
現在の人間世界は、毛虫が変容(変態)して蝶になることに例えられる。
「時代遅れの生きているシステムが、自分自身の新しいシステムへの進化のときに、いかに抵抗するか」という話である。
このたとえから、私たち自身が持続可能なグローバル社会を達成するプロセスを完遂するために必要な「4つのスキル」がわかる。
4つのスキルとは、
1)全体的に、または、ホリスティックに考え、見るスキル
2) 将来に対する前向きのビジョンを作り出すスキル
3)協力して努力するため、同じような意見や考えを持った人々を見つけるスキル
4)いま使える資源を、新しい方法で用いるスキル
このうち、3)と4)について、考察を加えてみたい。
3)協力して努力するため、同じような意見や考えを持った人々を見つけるスキル
「生きているシステム」について教えるうえでホリスティックなアプローチを取るために私自身が用いているスキルのひとつは、多種多様な聴衆に話をすることだ。私は毎回の講演を、その特定の聴衆の世界観 -- つまりその人たちの「物事のあり方」に対する理解 -- について学んだことに合わせて話をする。ということで私は、世界のさまざまな場所の、企業、学問、宗教、科学、環境、政府関連の場をあちこち移動し、また、よりよい世界を作りたいという共通の関心で集まった、様々な背景や職業の人々からなる多くのグループにも話をしている。ここから私は、なぜ私たちがこれらの様々に異なる見方のすべてを統合する必要があるか、かなり理解することができるようになった。またこのような経験から、世界中の友人や同僚からなる、多様で相互支援的な基盤を得ることもできた。

