自然の製造は、私たち人間の製造よりもはるかに高度であるということだ。そして、自然に対して十分な敬意を払い、自然のやり方を学ぶべきときである。私たちは、自然を単に"私たち人間だけが使う大きな資源"として見るような、あるひとつの種を残りの世界から分けて考えるような見方ではなくて、"私たち自身は自然の重要な一部である"と見ることを学ばなくてはならない。
いったん、私たち自身を、自然の畏るべき複雑な生きているシステムの「中」に存在するもの、人間の前に現れた無数の種よりもかなり成熟度も洗練度も低い新参者の種であると考えることができれば、人間という種として、協力的な持続可能性に向けて、急速に成熟度を高めていけるだろう。そうすれば、生物としての基本を解決でき、より自由に、私たちにしかない反省的な人間の心を探索し、育
てていくこともできるだろう。
この理由から、私はあなたがた新世紀世代の未来を手中に握っている能力ある人々に、そのキャリアの最初に、自然の生きているシステムの教えに対し、十分な謙譲の念を抱いて、自分自身の頭や心を開いてほしいと思う。体系的に、そしてホリスティックに考え、見るスキルと、現在ある資源を新しい方法で用いるスキルを学ぶこと。将来に対する前向きなビジョンを作り出し、協力して努力するため
に、同じような意見や考え方の人々を見出すことを学ぶこと。
このようなスキルが身につきさえすれば、もうあなたを止めるものは何もないだろう!
あなたの曾孫たちに、彼らの持続可能な現在を作り出すうえであなたの果たした役割を、どのように誇らしげに語ってもらいたいかを、ただちに、進化論的な視点から自問することからはじめよう。


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