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アクリル画を描くにあたって、私が普段使っている画材や道具類を、ご紹介します。

最初からいっぺんにそろえる必要はありません。徐々に増やしていけば良いでしょう。

①アクリル絵具

 最初は、セット売りの12色揃えておけば十分ですが、次の15色があると完ぺきです。

  acryla12.jpg

  ・チタニウムホワイト ・ブリリアントイエロー

 ・イエローオレンジアゾ ・スカーレットレッド

 ・バーントジェンナー ・ディープブリリアントレッド

 ・アクラバイオレット ・ビビッドライムグリーン

 ・フタロシアニングリーン ・フーカスグリーン

 ・ブリリアントブルー ・ウルトラマリンブルー

 ・フタロシアニンブルー ・ディオキサイジンパープル

 ・マースブラック

 

②ジェッソ 

③メディウム類 つや出し用・つや消し用・モデリングペースト。他に遅乾用・うすめ液・グラディエーション用など。

④ペインティングナイフ

⑤下地塗り用刷毛

⑥柄付スポンジ

⑦海綿

⑧筆洗

⑨パレット プラスチック製。

⑩筆 アクリル画用ナイロン製のもの。アクリル絵具は筆に負担をかけるので、水彩画用の高級筆や油絵用を使うと、すぐに痛んでしまいます。

fudegazou2.jpg#1100 油絵風のタッチを生かした表現に適した、豚毛風の硬いナイロン筆です。

       
#1200 ストロークを生かしたスピード感のある表現に適した、やや硬いナイロン筆です。

       
#1300 ソフトタイプの絵具を使ったイラストレーション等に最適な、やや柔らかいナイロン筆。

       
#1400 絵具をたっぷりの水で薄めて水彩風に描く時に最適な、柔らかいナイロン筆。

 

 

 

 

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アクリル絵具は1955年に発明された可能性に富んだ新しい絵具です。水溶性なので水に溶けますが、乾くと耐水性の丈夫な画面になります。
油絵のような重厚な表現や水彩画のような軽やかな表現など、あらゆる表現ができるのがアクリル画の特徴です。

水彩絵具と同様にアクリル絵具は水で薄める事の出来る水性絵具です。しかし、水彩絵具は乾燥後も水に溶けるのに対して、アクリル絵具が乾燥後耐水性になる性質を持っています。このため、完全に乾いた後はにじんだりぼやけたりしませんし、重ね塗りをした場合には元の色と混ざることなく、新しく重ねた色で描くことが出来ます。アクリル絵具には透明度に種類があり(透明・半透明・不透明)これらを使い分けることで、下地の色を生かしたり、油絵的なタッチで描くこともできます。

また、アクリル絵具とは区別して呼ばれるアクリルガッシュについてですが、アクリルガッシュは光を乱反射させるために粒子が入れてあります。従って完全につや消しの不透明な仕上がりとなります。アクリル絵具にも不透明色がありますが、基本的に仕上がりは半艶となります。一般的にアクリル絵具の方が鮮明な発色をします。

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人類が最初に土や炭末などを顔料として、洞穴の壁に絵を書いたのは2万年以上も前のことでした。

媒材(メディウム)は、脂・水・乳・尿などでした。以来人々は、捜索の欲求と保存の可能性を求め、フレスコ・テンペラ・水彩・油彩など絵具の歴史を作り続けてきました。着色剤を石灰で溶くフレスコ、顔料を卵で練るテンペラ、アラビアゴムで練る水彩、脂と練る油彩、膠(にかわ)で溶く日本画絵具、それはまさに、色を定着させるために、顔料をどんなメディウム(媒材)で加工するか、開発の歴史でもあったわけです。

今世紀になって出現したアクリル絵具は、アクリル樹脂をメディウムとした顔料を水で薄めて描く、扱い方のやさしい科学の絵具です。

しかしその特性は多様で、現代美術の領域を一気に拡げることになりました。

 

アクリル絵具の特性

・透明で発色が鮮やか、明るい

・速乾性なので、重ね塗り、厚塗りが自由

・耐候性にすぐれ、退色・変色がない

・固着力が強いので、何にでも描け、また接着剤としても使える

・伸縮・曲折に強いので、作品を巻いても亀裂や剥落が少ない

・毒性がない

・耐水性がある-水で溶いて使用するが、乾くと耐水性を帯びる

これらの特質は、アクリル樹脂に起因する特徴であり、当然、技法の多様性に結びついていきます。

 

水彩的技法  水の薄め具合により、にじみ・ぼかし・かすれ・透明の重ね塗りで表現が出来る。ホワイトを混色すると不透明水彩的になる。

油彩的技法  厚塗り・透明・不透明が自由。メディウム使用により古典的画面も構成することが出来る。

エアーブラッシ技法  絵具粒子が細かいので、吹き付け表現にも適する。速乾性なのでグラデーションにはコツが必要。

マスキング技法  色と色の境目をくっきりさせる技法。テープ・シート・液体などで着色しない部分をマスキングして描く。

マチエール技法  絵具やメディウムに砂や紙など、身近なものを入れて、ユニークな素地を作る。モデリングペーストで盛り上げたうえで削ることにより、レリーフもできる。

コラージュ技法  メディウムで色々なものを接着する。

ハッチング技法  個展やデッサンの表現のひとつ。細めの筆で上から下へ、左から右へと、斜めに交差させながら描くことにより立体感を出す技法。

そのほかにも、ひっかき・削り・壁画・版画・シルクスクリーン・点描・他の画材との混合など、自由な表現ができる。

 

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アクリル絵具とアクリルガッシュの違いは何ですか?

A.アクリルガッシュは光を乱反射させるために粒子が入れてあります。従って完全につや消しの不透明な仕上がりとなります。アクリル絵具にも不透明色がありますが、基本的に仕上がりは半艶となります。一般的にアクリル絵具の方が鮮明な発色をします。

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アクリル絵具と水彩絵具の違いは?

A.両方とも水で薄める事の出来る水性絵具ですが、アクリル絵具が乾燥後耐水性になるのに対して、水彩絵具は乾燥後も水に溶ける性質を持っています。

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つい最近エアーブラシを始めたんですが、レギュラータイプを
ペインティングメディウムと水で薄めながら使っています。
リキテックスにはソフトタイプもありますが、レギュラータイプと
どう違うのでしょうか。
教えてもらえないでしょうか。

A.リキテックスがはじめて誕生したときには実はソフトタイプでした。その後チューブに適した固練りのものを開発し、今のレギュラータイプとして売り出したのです。ソフトタイプの特徴は水で溶きやすく、顔料濃度が濃いので平塗りがムラになりにくい点です。エアブラシ技法には薄めやすいソフトタイプの方が扱いやすいと思います。但し水で薄めたものを長時間放置すると分離しやすいので、時々かき混ぜながら使用して下さい。

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マットバーニッシュを薄めてエアブラシで吹けば、ソリューバーマットバーニッシュと同様の効果を得られますか?強度などに違いはありますか?
作品の性質上、表面に汚れが付着する可能性があります。その場合、リキテックスによる着色を落とさず、バーニッシュだけを落とすことは可能でしょうか?

A.リキテックスのマットバーニッシュは水性ですが、ソリューバーマットバーニッシュは再溶性の油性です。耐久性、耐光性等の強度はソリューバーマットバーニッシュの方がはるかに高いです。したがってマットバーニッシュをガン吹きしてもソリューバーマットバーニッシュの代わりにはなりません。作品にマットバーニッシュを塗り、乾いた後にソリューバーマットバーニッシュを塗ると、汚れたときにソリューバーシンナーを使用してソリューバーマットバーニッシュだけを除去することが出来ます。こうすることで常に画面をきれいに保つことが出来るのです。作品の仕上げにはこの手順を推奨いたします。

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展覧会用の大きな作品を、ベーシックスを使って描こうと考えているのですが、レギュラータイプに比べて安価だということは、何か劣る点があるからなのでしょうか?特に今回の作品は販売用ですので、耐久性が気になります。特に退色しやすいというようなことはありませんか?作品は、グロスバーニッシュとソリューバー・グロスバーニッシュで保護する予定です。

A.リキテックスのベーシックスシリーズは、入門用のアクリル絵具として安価で大容量で販売しています。プロ仕様のレギュラータイプとの違いは、厳選された高級顔料を使用しているレギュラータイプに対して、より普及品として流通している顔料を使用 していること、製造を人件費の安い中国で行っていることです。価格の差は主に中国製という点にありますので、耐久性などがレギュラータイプより大きく劣ることは ありません。もちろん仕上にバーニッシュ及びソリューバーバーニッシュを掛けておくことは重要です。

Photos

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